まるさん(女性/43歳)の海外旅行保険体験レポート
PR
旅行先 | ニュージーランド |
---|---|
旅行時期 | 2004年8月1日から21日 |
加入保険 | AIU旅行保険 成田空港で加入 |
補償金額 |
6万円 |
私が海外旅行の保険を使ったのは、ニュージーランドへ仕事で出張に行った時です。
その時は取引先の高校生の付き添いという事で、約3週間ニュージーランドのクライストチャーチに滞在する事になりました。
現地では色々なカリキュラムが組まれていたのですが、その中に、クライストチャーチの海岸をボランティアで清掃して、植林をするというイベントがありました。
事前にちゃんと説明があり、危険物が会った時には触らずに現地のスタッフに報告をするようにという事でした。
危険物とは割れたガラスや刃物類、さらに注射針などでした。
私は学生が集めたゴミを入れるゴミ袋を持っていたのですが、学生達はそれぞれに集めたゴミを袋に入れていきます。
ある程度入ったところで袋を縛ろうと私が持ち上げた時に、ゴミ袋が私の右足に当たり、チクリと鋭い痛みが走りました。
慌ててゴミ袋をひっくりかえして中を見ると、そこから注射針が出てきたのです。
多分これが刺さったという事で、急遽病院に行く事になってしまいました。
いつもは海外へ出張に行く時には、カード保険だけで済ましてしまいますが、今回たまたま成田空港で何故か旅行保険に3週間分入っていたのです。
それで、その保険が出るという事で、現地で掛かる治療費が払われる可能性が高いという事を電話で確認して、少し安心して病院に行きました。
入っていたのは現地で事故や怪我、病気になった時に治療費が支払われる保険です。
たまたま連れて行かれた病院は、保険会社との提携がなかったので、とりあえず現金で私が治療費を支払いました。
また、通院のためのタクシー代も支払われるという内容だったので、タクシーで通院する時にはレシートをしっかりと貰うようにしていました。
とりあえず保険会社への請求は日本に帰ってから行うという事で、現地では注射針が刺さった日に消毒や怪我の治療、そして後日検査を行い、注射針が刺さった事でなにかの病気に感染していないかという事をチェックしました。
現地に滞在中は検査結果が出なかったので、日本に郵送してもらう事になりましたが、帰国後すぐに地元の病院で、同じ検査をしてもらいました。
その時の日本での検査の費用が30000円でした。
肝炎やエイズなどの感染が疑われるので、それで検査に時間と費用がかかりました。
ニュージーランドでは検査費用が15,000円ほど、タクシー代が15,000円ほどかかり、結局現地で、30,000円、日本でも30,000円かかりました。
総合計は約60,000円でしたので、立て替えてもそれほど負担を感じる金額ではありませんでした。
後日、かかった費用の60,000円は、保険が医者から支払われましたので、問題はなかったです。
しかし、結局検査に時間がかかり、その結果次第ではさらに検査が必要という事で、なかなか治療費の総額が出なかったため、保険会社に請求するのがどうしても遅くなってしまいました。
確かに全額支払ってもらえたのですが、手元にお金が払われたのは、数ヵ月後でした。
なかなか総額が出なかったので、請求が遅くなった事が面倒でした。
しかし、旅行保険に入っておいて本当に良かったです。
今回は額的にはそれほど高額ではありませんでしたが、現地で保険会社に電話をして、多分保険が支払われるという事が分かり、精神的に安心しました。
ニュージーランドは海外の国の中でも比較的医療費が安い国ですが、どの位金銭的に負担があるのだろうと思うと、本当に不安でした。
それを解消する手段ともなったので、保険に入っておいて良かったです。
今回は、結果的に金額もそれほど高くなかったのですが、医療費が高い国も結構あるので、海外旅行に行く時には、必ず保険に入っている事をおすすめします。
アメリカなどは医療費が高く、知っている人は骨折でなんと一千万円の治療費がかかったそうです。
金銭的にも精神的にも安心の海外旅行保険には必ず加入しておくべき!という事を、声を大にして言いたいです。