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いくら保険に入っていても、トラブルをきちんと報告して手続きをしなければ補償は受けられません。
ここでは携行品損害の補償を受ける際の手順を説明します。
第一に連絡
持ち物が盗難にあったときはもちろん、スーツケースのキャスターが破損したぐらいでも携行品損害の補償は受けられます。
持ち物が壊れたりしたときは、「ついてないな」で終わらずに、しっかり保険会社に申請をして補償金をもらえるようにしましょう。
そんなとき、まず大切なのは保険会社への連絡です。事故の日時や場所、内容を伝えます。
トラブル発生から30日以内に、などの制限がありルールを守らないと補償を受けられない場合もありますので注意が必要です。
また、複数のカードを持っているなら、このことも報告しておきましょう。
保険会社同士で連絡をとってくれたり、保険額の合算に必要な手続きなどを教えてくれます。
保険会社の連絡先は万が一のためにあらかじめメモしておくと安心です。連絡先はカード会社に連絡すれば教えてくれます。
書類の用意は慎重に
報告後は基本的に国内で手続きをしますが、提出する書類には現地で用意しなければいけないものもあります。
窓口の指示どおりに用意しましょう。
持ち物を盗まれた、壊してしまったなどの携行品損害の場合、一般的には以下のような書類が必要です。
【現地で用意するもの】
・盗難証明書(ポリスレポート)
・事故証明書
・火災証明書
・全損証明書
盗難か破損か、また破損の原因や状態によって変わります。
【日本で用意できるもの】
・クレジットカードのコピー
・パスポートのコピー
・損害品の明細書
・損害額を証明できる書類
この全てが必要とは限りませんし、会社によってはこれ以外のものが必要なこともあります。
あきらめずに申請を
事故や盗難の場合、気が動転しがちです。
また、治療費などに比べると損害の金額が低いことも多いので、申請しなくてもいいか、とあきらめてしまう人もいます。
でも、それでは何のために保険に入っているのかわかりません。もらえるお金は、しっかりもらっておきましょう。
ポリスレポート等の書類のためには、詳しい情報が必要です。
最低限、トラブルの起きた場所(通りの名前やお店の名前など)と、時間は覚えておく必要があります。
バッグを盗まれた場合だと、その中に何が入っていたかも重要な情報です。
バッグのブランド、携帯やカメラの機種、財布の中身など詳細があればある程、スムーズに手続きが進みます、
全てというのは少し難しいですが、ある程度は把握しておくよう心がけましょう。