美味しい料理に、寺院などの観光スポットも多く魅力いっぱいの国、タイ。人気旅行先として常に上位にランクインされています。

タイ旅行と言えば、マーケットでのお買い物や屋台での食事も楽しみの一つですよね。
きれいなマーケットや観光客が行くような屋台でも現金が使えない場所は多く、タイ旅行を楽しむならタイバーツは持っていた方が良いでしょう。

空港で両替する人が多いかと思いますが、円からタイバーツへの外貨両替レートが本当に安いのはどこなんでしょうか。

空港から金券ショップ、外貨両替宅配店まで、実際に16の方法&店舗でレートを調べて安かった順にランキングでご紹介します。



タイバーツの相場とお札・コインについて

タイバーツ(Baht฿THB)は、紙幣が5種類、コインが6種類あります。
補助硬貨はサタンと言います。

1バーツ=約3,5円ぐらいです。

紙幣 20バーツ、50バーツ、100バーツ、500バーツ、1,000バーツ
貨幣 10バーツ、5バーツ、2バーツ、1バーツ、50サタン、25サタン

物価は、ここ数年でかなり上がりました。
高級レストランでの食事やホテルでのマッサージ料金などは、もうほぼ日本と変わらないぐらいの金額になってきています。
しかし、ローカルな店や屋台、マーケットでの食事・買物は日本より安く楽しめます。

15,000タイバーツ両替してレートが安かった店まとめ

レートの差がわかりやすいように、15,000タイバーツ(51,000円程度)に両替した場合で比べました。

外貨両替の手数料はどこもレートに含まれていました。調査日は2018年4月18日です。

調査した店舗は

  • 成田・羽田空港の銀行系両替所
  • バンコク・スワンナプーム空港の両替所
  • 銀行の支店
  • 外貨両替専門店
  • 金券ショップ
  • 外貨宅配業者
  • クレジットカードの海外キャッシング

の7カテゴリー、合計16の方法と店舗です。

早速、調査結果を発表しましょう。各カテゴリーごとに一番安い店舗を抜粋し、まとめて一覧表にしています。

クレジットカードの海外キャッシング
(エポスカード)
¥51,815

手数料の差 445円
金券ショップ
(ドルレンジャー 東京駅前店)
¥52,260

手数料の差 50円
バンコク・スワンナプーム空港の両替所 ¥52,310

手数料の差 1,580円
外貨宅配業者
(ドルユーロ)
¥53,890

手数料の差 3,860円
外貨両替専門店(GPA) ¥57,750

手数料の差 なし
銀行の支店
(三井住友銀行支店)
¥57,750

手数料の差 1,050円
成田・羽田空港の銀行系両替所
(みずほ銀行)
¥58,800

最安はクレジットカードの海外キャッシング(詳細は後述)でした。

成田・羽田空港の銀行系両替所と比較すると、最安の海外キャッシングは6,985円安いという結果となっています。
またタイのバンコク・スワンナプーム空港の両替所も成田・羽田空港よりも6,490円安い、という結果でした。

空港と言っても、日本か現地かでこれほど違ってくるんですね。日本の空港で両替すると損をする、と言うことが良く分かります。

タイバーツの場合、

  • クレジットカードの海外キャッシング
  • タイの空港で両替

がお得で手間のかからない両替方法と言えるでしょう。

それでは、個別の各カテゴリーのレート詳細を見ていきましょう。



【第1位】クレジットカードの海外キャッシング

タイバーツの両替で一番お得な方法は、なんと、現地のATMでキャッシングする方法でした。

知らない人も多いかもしれませんが、海外のATMでは日本のクレジットカードを使って現地通貨を引き出すことができます。

海外キャッシングと呼ばれるもので、カードの支払日に利息を含めた金額が引き落としされるのですが、利息を含めてもそのレートはほとんどの外貨両替方法よりもかなり割安です。

エポスカードを使った今回のタイバーツの両替では、

51,815円
(成田・羽田空港の銀行系両替所より6,985円安い)

という結果になりました。

エポスカードは、海外キャッシングの利息が初回30日分無料でお得なおすすめのカードです。

エポスカード 5,000円分プレゼントは残り15日!11/30まで エポスカード シルバー

タイでは、ATMは空港はもちろんホテルや地下鉄の駅などにもありますし、いつでも利用できます。

海外キャッシングがさらにお得なカードも紹介しているので、こちらの記事もチェックしてみてください。

icon-chevron-circle-right 【海外キャッシング手数料比較】外貨両替よりクレジットカードがおすすめ

【第2位】金券ショップ(ドルレンジャー 東京駅前店)

第2位は金券ショップで、ドルレンジャー東京駅前店が最安でした。

52,260円
(成田・羽田空港の銀行系両替所より6,540円安い)

調査したすべての金券ショップを安い順に並べてみます。

ドルレンジャー
東京駅前店
¥52,260
ドルレンジャー
新宿西口店
¥53,055
チケットオズ
新宿店
¥55,050
大黒屋
新宿南口店
¥57,461
甲南チケット
新宿西口思い出横丁店
¥58,500

同じドルレンジャーでも東京駅前店と新宿西口店とでは、790円以上の差があります。
店舗によってレートが違うのは驚きです。

金券ショップは確かに安いですが、デメリットもあります。

金券ショップは1000バーツなど高額紙幣のみ扱っていて、少額紙幣の扱いがない店がほとんどでした。

タイの屋台やマーケットでは高額紙幣だとお釣りがなくて使えない可能性も。
小額紙幣が必要になるので、金券ショップでの両替は不向きですね。

レートは良くても金券ショップは注意が必要

金券ショップでは、店が買い取りしたタイバーツを販売しています。そのため、いつもタイバーツを扱っているわけではなく、在庫があっても基本的には少額です。

別の日に店を確認すると、タイバーツは売り切れとなっていました。

両替レートが良いからといって、金券ショップでまとまった金額を両替するのは現実的に難しいようです。

【第3位】バンコク・スワンナプーム空港の外貨両替所

第3位は、タイの空港(バンコク・スワンナプーム空港)の両替所でした。

52,310円
(成田・羽田空港の銀行系両替所より6,490円安い)

日本の空港で両替するよりも断然安いですね。驚きです。

タイに行く際は、日本の空港で両替していくとかなり損することを覚えておきましょう。

【第4位】外貨宅配業者(ドルユーロ)

外貨両替の宅配サービス「ドルユーロ」

第4位は外貨を宅配で届けてくれる外貨宅配業者で、ドルユーロが最安でした。

外貨宅配業者は、アジア通貨では送料を含めてもお得なことが多いようです。

53,890円
(成田・羽田空港の銀行系両替所より4,910円安い)

今回調査したのは外貨宅配専門業者のドルユーロと、宅配に対応している金券ショップの大黒屋、トラベレックスです。

まず、送料や配送方法の違いのまとめです。

ドルユーロ 送料400円。10万円以上の両替で無料に。代引きは送料700円。
大黒屋宅配サービス 送料700円。振り込みのみ。
トラベレックス 送料1,000円(振込・代引きとも)。10万円以上の両替で無料に。

レートの比較は送料込みの金額で、代引きのみの業者もあるため振込手数料は無視しています。

ドルユーロ ¥53,890
大黒屋 外貨宅配 ¥58,300
トラベレックス オンライン ¥59,200

トラベレックスの外貨宅配は、10万円以下の両替だと送料が1,000円もかかりますが、その分を差し引いてもタイバーツのレートはよくありませんでした。

【同率・第5位】外貨両替専門店「GPA」

第5位は、成田空港にある銀行系列以外の外貨両替所「GPA」でした。

空港には、銀行系列以外の外貨両替所として、成田空港グループの「GPA」と、世界最大の外貨両替専門店「トラベレックス(Travelex)」がありますが、今回この2店舗で調査・比較したところ、GPAのほうが安くなっていました。

57,750円
(成田・羽田空港の銀行系両替所より1,050円安い)
GPA ¥57,750
トラベレックス オンライン ¥58,200

トラベレックスオンラインとは、オンラインで事前に購入し、空港で受け取った場合に適用されるレートです。

トラベレックス店舗のレートはオンラインより基本的に悪いですが、店舗利用だけのメリットもあります。

メリット クレジットカード(JCB)で外貨両替できるため、支払いを翌月以降に繰り越せる。ポイント分も実質割引になる。

クレジットカードのショッピング枠を使って外貨両替ができるというのは、他にない大きな特長です。分割払いにすれば、さらに支払いを遅らせることもできますし、お金にあまり余裕がないという場合は利用する価値がありますね。

【同率・第5位】銀行の支店(みずほ、三菱UFJ、三井住友)

大手都市銀行の支店でタイバーツを両替した場合のレートも調査しましたが、外貨両替専門店「GPA」と同じ金額で、同率第5位となりました。

57,750円
(成田・羽田空港の銀行系両替所より1,050円安い)

今回調査した銀行は以下の通りです。

三井住友銀行 ¥57,750
三菱UFJ銀行 ¥58,650
みずほ銀行 ¥58,800

最安の三井住友とみずほでは1,050円も差がつきました。同じ銀行系ならそれほど変わらないだろう・・・という予想を裏切る結果でした。
利用する場合は、どこの銀行にするか事前にレートを確認した方がよさそうですね。

【最下位】空港の銀行系両替コーナー(みずほ)

今回の調査では、タイバーツの両替で一番損をするのは、成田・羽田空港にある銀行系の両替所で両替した場合、という結果になりました。

空港の外貨両替コーナーは、誰でも利用したことがある、一番便利で使いやすい両替所ではないでしょうか。
それなのに、レートが一番悪かったなんて悲しい事実です。

今回は、羽田空港の出発ロビーで歩いて15秒ほどのところにある「みずほ銀行」で調査を実施しました。

みずほ銀行 ¥58,800

3位のバンコク・スワンナプーム空港の両替所と比較すると6,400円以上も高いなんて。驚きです。

ちなみに、銀行系の両替コーナーは空港以外にもあり、レートはどの店舗でも同じなので、為替レートが円高タイバーツ安の時期を見計らって両替するのはよいかもしれませんね。

みずほ銀行
外貨両替ショップ
大手町、銀座、池袋、渋谷、新宿、新宿西口、阪急梅田、秋葉原、鎌倉、新宿駅東南口、立川、東武川越、浜松町、原宿、東京駅八重洲口
SMBC信託銀行
外貨両替コーナー
浅草、秋葉原、有楽町マリオン、銀座、六本木、渋谷、二子玉川、新宿、新宿西口、池袋、横浜

タイバーツは日本の空港で両替すると損!

今回の調査で分かったことは、タイバーツはとにかく日本の空港で両替してはいけない、と言うことです。

タイに到着してからタイの空港で両替すれば5万円ぐらいの両替で6千円ほど安くなります。
その節約できたお金で、タイで美味しい物でも食べた方が良くないですか?

そしてできれば、現金はあまり事前に両替せずに、現地で必要な分だけ海外キャッシングするのが1番お得ということが分かりました。

それでは、記事のまとめです。

  • タイバーツはタイの空港で両替を!
  • 足りなくなったら海外キャッシングするのがお得

タイ旅行の時のために、ぜひ覚えておいてください。

ドルから台湾ドル、韓国ウォン、タイバーツまで、12通貨の調査結果はこちらの記事でまとめています。

【外貨両替レート20店舗比較】手数料がお得なおすすめは銀行?大黒屋?