100万ドルの夜景や美味しい飲茶が人気の香港、ポルトガルの文化が残るマカオ。思い立ったらすぐ行ける近さでリピーターも多い人気の旅行先ですね。

観光地のホテルやレストランなどではクレジットカードが使えますが、屋台や小さなお土産屋さんなど現金しか使えない場所も多くあります。

香港ドルの両替は空港でする人が多いと思いますが、もっと安くできる両替方法があることをご存じでしょうか?

空港から金券ショップ、外貨両替宅配店まで、実際に17の店舗と方法でレートを調べて安かった順にランキングでご紹介します。



香港ドルの相場とお札・コインについて

香港ドル(Hong Kong Dollar)は、港元と表記されることもあります。

1香港ドル=約14円ぐらいになります。

紙幣 10ドル、20ドル、50ドル、100ドル、500ドル、1000ドル
貨幣 10香港ドル、5香港ドル、2香港ドル、1香港ドル、50セント、20セント、10セント

物価は、ホテルや高級レストランなどは日本より高いところも。ですが、地下鉄やタクシーなどの交通費や、現地の人が利用するようなローカルなお店での食事、屋台などは日本よりもかなり安くなります。

3,000香港ドル両替してレートが安かった店まとめ

レートの差がわかりやすいように、3,000香港ドル(42,000円程度)に両替した場合で比べています。

外貨両替の手数料はどこもレートに含まれていました。調査日は2018年4月18日です。

調査した店舗は

  • 成田・羽田空港の銀行系両替所
  • 銀行の支店
  • 外貨両替専門店
  • 金券ショップ
  • 外貨宅配業者
  • クレジットカードの海外キャッシング

の6カテゴリー、合計17の店舗と方法です。

早速、調査結果を発表しましょう。各カテゴリーごとに一番安い店舗を抜粋し、まとめて一覧表にしています。

クレジットカードの海外キャッシング
(エポスカード)
¥41,237

手数料の差 133円
金券ショップ
(ドルレンジャー 東京駅前店)
¥41,370

手数料の差 1,060円
外貨宅配業者
(ドルユーロ)
¥42,430

手数料の差 4,880円
外貨両替専門店
(トラベレックス オンライン)
¥47,310

手数料の差 960円
成田・羽田空港の銀行系両替所
(みずほ、SMBC信託)
¥48,270

手数料の差 なし
銀行の支店
(みずほ、三菱UFJ、三井住友)
¥48,270

最安はなんと、クレジットカードの海外キャッシング(詳細は後述)で、金券ショップが続きます

成田・羽田空港にある銀行系両替所と比較すると、最安の海外キャッシングは7,033円もお得という結果となっています。こんなに差がつくとは驚きです。

香港ドルの場合、

  • クレジットカードの海外キャッシング
  • 外貨宅配業者

がお得で手間のかからない両替方法と言えるでしょう。

それでは、個別の各カテゴリーのレート詳細を見ていきましょう。



【第1位】クレジットカードの海外キャッシング

まだまだ知らない人も多いかと思いますが、海外のATMでは日本のクレジットカードを使って現地通貨を引き出すことができます。

海外キャッシングと呼ばれるもので、カードの支払日に利息を含めた金額が引き落としされるのですが、利息を含めてもそのレートはほとんどの外貨両替方法よりもかなり割安なことが多いです。

エポスカードを使った今回の香港ドル両替では、

41,237円
(成田・羽田空港の銀行系両替所より7,033円安い)

という結果になりました。

エポスカードは、海外キャッシングの利息が初回30日分無料でお得なおすすめのカードです。

エポスカード 2,000円分ポイントプレゼント中(今だけ) エポスカード シルバー

香港では、ATMは空港やホテル、銀行、駅など至るところにあり、そのほとんどが24時間利用できるのでとても便利です。

海外キャッシングがさらにお得なカードも紹介しているので、こちらの記事もチェックしてみてください。

icon-chevron-circle-right 【海外キャッシング手数料比較】外貨両替よりクレジットカードがおすすめ

【第2位】金券ショップ(ドルレンジャー 東京駅前店)

第2位は「金券ショップ」でした。

41,370円
(成田・羽田空港の銀行系両替所より6,900円安い)

今回調査したすべての金券ショップを安い順に並べてみます。

ドルレンジャー
東京駅前店
¥41,370
ドルレンジャー
新宿西口店
¥41,880
チケットオズ
新宿店
¥42,150
甲南チケット
新宿西口思い出横丁店
¥47,970
大黒屋
新宿南口店
¥48,090

ドルレンジャー(チケットレンジャー)東京駅前店が最安で、その次に同じくドルレンジャー新宿西口店、チケットオズ新宿店と続きます。

最大手の大黒屋は大阪・福岡を含めた4店舗を調査しましたが、地域ごとにレートの差はほとんどないようです。とはいえ、大黒屋のレート自体は他の金券ショップに比べると総じて高めでした。

金券ショップは確かに安いですが、デメリットもあるので注意が必要です。

金券ショップは高額紙幣の扱いが多く、10香港ドル・20香港ドル・50香港ドルといった少額紙幣の扱いがない店がほとんどでした。
屋台などで使うことを考えると、小額紙幣が必要です。

また、金券ショップはいつでも香港ドルが用意できているわけではありません。両替に行ってみたら、在庫が足りなかったということもありえます。

確実に、しかも欲しい紙幣で両替できるわけではないので、レートが安くても現実的にはあまり利用できないかもしれません。

レートは良くても金券ショップは注意が必要

金券ショップでは、店が買い取りした香港ドルを販売しています。そのため、いつも香港ドルを扱っているわけではなく、在庫があっても基本的には少額です。

別の日に店を確認すると、売り切れの通貨がたくさんあり、香港ドルの在庫もわずかのようでした。

両替レートが良いからといって、金券ショップでまとまった金額を両替するのは現実的に難しいようです。

【第3位】外貨宅配業者(ドルユーロ)

外貨両替の宅配サービス「ドルユーロ」

第3位は、外貨を宅配で届けてくれる外貨宅配業者でした。

外貨宅配業者は、アジア通貨に関しては送料を含めてもお得なことが多いようです。

42,430円
(成田・羽田空港の銀行系両替所より5,840円安い)

今回香港ドルで調査したのは、外貨宅配専門業者のドルユーロと、宅配に対応している金券ショップの大黒屋、トラベレックスの3つです。

まず、送料や配送方法の違いのまとめです。

ドルユーロ 送料400円。10万円以上の両替で無料に。代引きは送料700円。
大黒屋宅配サービス 送料700円。振り込みのみ。
トラベレックス 送料1,000円(振込・代引きとも)。10万円以上の両替で無料に。

レートの比較は送料込みの金額で、代引きのみの業者もあるため振込手数料は無視しています。

ドルユーロ ¥42,430
トラベレックス オンライン 宅配 ¥48,310
大黒屋 外貨宅配 ¥48,850

断トツでドルユーロが安い結果となっています。

同じ「外貨宅配業者」と言っても、店によって、または通貨によってかなり差がでるので注意が必要ですね。

【第4位】外貨両替専門店(トラベレックス オンライン)

空港には銀行系列以外の外貨両替所があります。

成田空港グループの「GPA」と、世界最大の外貨両替専門店「トラベレックス(Travelex)」のドルレートを比較したところ、トラベレックス(オンライン)が最安でした。

47,310円
(成田・羽田空港の銀行系両替所より960円安い)

調査した外貨両替専門店を安い順に並べてみます。

トラベレックス オンライン ¥47,310
GPA ¥47,940
トラベレックス 新宿西口店 ¥48,690
トラベレックス 羽田空港店 ¥51,030

第3位のも出てきましたトラベレックスオンラインですが、第3位は宅配してもらった場合の送料込みのレートで、ここでは、オンラインで事前に購入し、空港で受け取った場合に適用されるレートです。

また、トラベレックスの実店舗のレートはオンラインより基本的に悪いですが、店舗利用だけのメリットもあります。

メリット クレジットカード(JCB)で外貨両替できるため、支払いを翌月以降に繰り越せる。ポイント分も実質割引になる。

クレジットカードのショッピング枠を使って外貨両替ができるというのは、他にない大きな特長です。

分割払いにすれば、さらに支払いを遅らせることもできますし、お金にあまり余裕がないという場合は利用する価値がありますね。

【最下位】成田・羽田空港の銀行系両替所(みずほ、SMBC信託)と銀行の支店(みずほ、三菱UFJ、三井住友)

香港ドルの両替で一番レートが悪かったのが、成田・羽田空港内にある銀行系の両替所と、街中の銀行支店でした。

まずは、羽田空港で調査した銀行系両替所です。

SMBC信託銀行両替コーナー ¥48,270
みずほ銀行両替コーナー ¥48,270

空港にある両替所は多少レートに差が付く事がありますが、香港ドルに関しては差がつかず、SMBC信託もみずほも同じ結果でした。

次に、銀行の支店の結果です。

三菱UFJ銀行 ¥48,270
三井住友銀行 ¥48,270
みずほ銀行 ¥48,270

こちらも全て横並びで差がありませんでした。

香港ドルの両替は海外キャッシングが一番お得

香港ドルの両替に関しては、海外キャッシングが一番安いと言う結果になりました。
また、日本の空港で両替していくとかなり損なことも分かりました。

香港では、コンビニなどの少額利用でもクレジットカードで支払う人が多く、本当に現金が必要になる場面と言えば、前述した通り露店でお土産を買う時や屋台で何か食べる時ぐらいです。

旅行の時にそれほど高額の現金を持っている必要はないことを考えると、とりあえずクレジットカードを持って行き、現金が必要になったらATMで必要な分だけキャッシングする、という使い方が一番お得なのではないでしょうか。

それでは、記事のまとめです。

  • 香港ドルは必要な分を海外キャッシング!
  • 高額の両替なら外貨宅配もおすすめ

香港、マカオに行くときのために、ぜひ覚えておいてください。

ドルから台湾ドル、韓国ウォン、タイバーツまで、12通貨の調査結果はこちらの記事でまとめています。

【外貨両替レート20店舗比較】手数料がお得なおすすめは銀行?大黒屋?