copenさん(女性/30歳)の海外旅行保険体験レポート

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旅行先 ベルギー
旅行時期 2010年7月
加入保険 楽天カードの付帯保険、日本にて加入
補償金額 5万円

 

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フランスに2か月、アパートを借りて生活していた時にベルギーに母と日帰り旅行することにしました。
訪れたのは、小便小僧が有名な首都ブリュッセルと日本人に人気の小さな町ブルージュです。
日帰り旅行ということで、自分で鉄道チケットを買って、パリを朝に出発し、夕方の6時にはブリュッセルを出る列車にしました。

ブルージュの一番有名な広場にて、馬車で街を一周するツアーを見つけたので、母親と一緒に乗りました。
馬車で観光すること自体は楽しかったのですが、お金を払おうと思ったらバッグからお財布が抜き取られていることに気づきました。
幸い、母親がいたので馬車代は払うことができましたが、二人ともいつ抜き取られたのか全く気付かなかったので、おそらく広場で馬車に乗るまえから目をつけられており、乗る前にスッとすられたのだと思います。

すぐに、楽天カードを止めなければ、カードを悪用されてしまう、と思い、ノートに控えてきていた番号に携帯から電話して、カードを緊急停止しました。
保険金の支払いには、警察書や大使館で作成された盗難事故報告書が不可欠なのを知っていたので、次は警察に行くことが必要でした。
6時の便に乗らなければ、ブルージュで一泊しなければならないので、大慌てで現地警察を探しました。

パリの警察署や大使館は調べていましたが、日帰り旅行でこんな目に逢うと思っていなかったので、場所が分かりません。
道行く人に「where is police offce?」と母親も慣れない英語で何人にも聞いて、やっと15分ほど走ったところで警察にたどり着きました。
のんびりした街の警察署のお巡りさんは、汗だらけの日本人親子を見て少々面食らった様子でしたが、急いでほしいと一生懸命英語で状況を説明して、報告書を作っていただきました。この時点で、4時半。ブリュッセルまで電車で大急ぎで戻り、なんとか6時の便に間に合いました。

帰国後に、楽天カードを復活させ、付帯保険を利用して財布と中に入っていた現金を合わせた額を全額支払っていただけました。
ただし、すぐにカードが届くわけでも、保険金請求も終わるまでに2か月近くかかりましたので、根気よく事故にあった嫌な気持ちと向き合いながら処理するしかありません。

この教訓から得たことは、ご自身のクレジットカード会社の緊急盗難連絡先は万が一に備えて控えておくこと、現金は小分けにしてもっておくこと、日帰り旅行の場所であっても警察署か大使館は調べておいたほうがいいこと、盗難にあった場合はすぐに現地警察書にいくことです。
そして何より、海外でも事故や盗難はつきものなので、あってしまったら最前の策をとり、それ以上はその気持ちを引きずらずに旅行を楽しむことが大事だと思います。

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