しーにゃんさん(女性/23歳)の海外旅行保険体験レポート

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旅行先 フィリピン
旅行時期 2012年2月〜4月
加入保険 損保ジャパンでインターネットから加入
補償金額 約7万円

 

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フィリピンに約2カ月間の短期留学をしていた際に、デジタルカメラを盗まれてしまいました。

幸い、海外旅行保険に加入していたので無事に保険金を受け取ることができました。

事故が起きたのは、移動中の乗り合いバスのような車の中です。
私の日本人の友人と、現地人も含め数人で乗っており、車内はぎゅうぎゅうで混雑していました。

車から降りて、不自然に少しかばんが空いていたのに疑問を感じたのですが、その時は特に中身を確認するなどはしませんでした。

目的地についていざ「写真を撮ろう!」と思いかばんの中からカメラを取り出そうとしたら、カメラがないことに気がつきました。

そこで、やっと車内でカメラが盗まれていたことに気づきました。

保険に入っていたので、申請すれば保障が受けられることはわかっていたのですが、現地の警察から「○○が盗まれました」といった証明書をもらう必要があり、これに非常に苦労を強いられました。

証明書は基本的に事故にあった24時間に発行してもらわなくてはいけなかった為、留学先の語学学校の先生に相談し、すぐに先生と一緒に学校から最寄りの警察に行きました。

しかし、警察にいって言われたことは「このエリアで盗まれたのではなかったら管轄外だから、盗まれた場所の近くの警察に行け」でした。

つまり、乗り合いバスの中で盗まれたなら、バス乗り場の近くの警察署に行かないと相手にしてくれないということでした。

それから、急いでバス乗り場の近くにある警察署に向かいました。

警察官がなかなか相手にしてくれず、警察署で1時間以上待たされ、さらに証明書を作成するのに2日かかるから2日後にまた来い、と言われました。

私の場合は、警察官が「あなたの名前が気に入った」という理由でなぜか仲良くなれたので、なんとかお金も請求されずに、無事証明書を発行してくれたのですが、現地の警察官はそういった類のものには面倒くさがってあまり対応してくれないらしく、さらに外国人からはお金を請求するケースが多いようです。

日本帰国後に、契約していた保険会社に電話で事故について問い合わせたところ、

  • カメラのメーカーと機種、購入金額
  • 付随して盗まれたデジカメケースのブランド名と購入金額
  • 現地の警察の証明書

を提出してくれとのことだったので、郵送しました。

約1週間後に申請が受理されて、保険金約7万円位をいただくことができました。

想像以上に保険金をいただくことができたので、海外旅行保険に入っていて良かったなぁと思いました。
しかし、海外の警察で証明書を発行してもらうというステップがなかなか困難です。

言葉が通じないことがほとんどですし、新興国とかだと警察自体があまり機能していないことも多いです。

高価なものは持っていかないこと、身の回りのモノには十分な注意を払うことが必要だ、ということを実感させられました。

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