色々な国に行くとき、国ごとに異なる通貨を日本で全部用意していくのは面倒ですが、そんなときに便利なのが「マネパカード」です。この記事では、マネパカードの使い方や評判はもちろん、気になる手数料や注意点まで徹底解説します。



マネパカードの使える国

マネパカードはは米ドル・ユーロ・英ポンド・豪ドル・香港ドルの5通貨が通用する国であれば、チャージした外貨をそのまま利用できます。6通貨が通用しない国でも米ドルがチャージされていれば、マスターカードの換算したレートで米ドルを利用することができます。

ショッピングは世界210以上の国と地域にある3,330万店以上のマスターカード加盟店で利用できます。海外キャッシングも、世界210以上の国と地域にある200万台以上「シーラス」(Cirrus)のマークのある銀行ATMであれば、利用可能です。

マネパカードの手数料を比較

国内ショッピングでは分割払いやリボ払いなどを利用しないと発生しない手数料ですが、海外での利用には手数料がかかります。それはマネパカードも例外ではありませんが、手数料は安いのか高いのか、他のカードと比較しながら解説しようと思います。

両替レートはマネパカードもかなりお得

クレジットカードを海外で利用した現地通貨の支払いは、日本円に両替した上で利用者に請求されます。マネパカードの場合、日本円以外の5通貨が使える国であれば、事前に両替したレートが適用されます。クレジットカードや他の海外プリペイドカードと比較して両替レートはどうなのか、比較してみましょう(2018年9月3日現在、ネオマネーのみ2018年7月19日現在)。

  マネパカード クレジットカード(マスターカード) キャッシュパスポート ソニーバンクウォレット ネオマネー
1米ドル 111.958円 111.10円 113.43円 111.33円 112.98円
1ユーロ 129.891円 129.82円 133.47円 129.06円 131.55円
1英ポンド 144.970円 144.73円 151.74円 144.15円 147.98円
1豪ドル 80.560円 80.68円 87.54円 80.35円 83.40円

最も両替レートが良いのはクレジットカードですが、マネパカードもかなり良い両替レートです。海外プリペイドカードのライバルといえるキャッシュパスポートよりも、2%程度良い両替レートです。

ソニーバンクウォレットよりはレートがよくありませんが、このカードは対象10通貨以外で利用の場合、レートが悪いと評判のVISAの両替レートが適用されます。マネパカードはチャージ未対応の通貨で決済しても、米ドルの両替レートが適用されます。

マネパカードのショッピング手数料を他の海外プリペイドカードと比較!

両替レート以外にも、ショッピング手数料がかかる可能性があります。クレジットカードの場合は所定の両替レートに対して、VISAとマスターカードは1.63%、JCBは1.6%の海外事務手数料がかかります。ショッピング手数料に相当するものですが、海外プリペイドカードはどうなのか比較してみましょう。

  マネパカード キャッシュパスポート ソニーバンクウォレット ネオマネー
チャージ手数料 無料 チャージ額の1% 無料 無料
海外事務手数料 無料 無料 無料 利用額の4%
未チャージ通貨での
ショッピング
利用額の3% 利用額の4% 1.76%の場合も 無料

最も手数料が少ないのはソニーバンクウォレットですが、それに次ぐのがマネパカードです。チャージ済みの対象5通貨でショッピングをすれば、ソニーバンクウォレットとショッピング手数料では変わりありません。

マネパカードの海外キャッシング手数料をクレジットカードと比較!

マネパカードは海外ショッピングのみならず、海外キャッシングでも大活躍しますが、その手数料はどうなのか、クレジットカードと比較してみましょう。

  マネパカード 楽天カード 三井住友VISAカード
海外事務手数料 無料 無料 無料
ATM手数料 200円相当/回 216円/回 108円~216円/回
金利 無料 年18% 年18%

海外キャッシングで比較してみると、チャージ済みの対象5通貨を使う場合、マネパカードはクレジットカードよりも圧倒的にお得です。



その他のマネパカードのメリット

マネパカードは、各種レートや手数料がお得、利用可能な国・地域が多いなどのメリットを紹介しましたが、メリットはこれだけにとどまりません。

国内ショッピングでも使える

マネパカードは、実は国内ショッピングでも使えます。他の海外プリペイドカードは海外専用なことが多く、余ったお金を持て余してしまいますが、マネパカードは日本国内のマスターカード加盟店でショッピングできますので、無駄がありません。さらに、国内ショッピング利用額の0.5%が円貨残高としてキャッシュバックされます。

マネパのFX口座があればさらにお得に使える

マネパカード発行元のマネーパートナーズは、もともとFX事業者です。マネーパートナーズのFX口座保有者がマネパカードを持つと、さらに以下のようなメリットがあります。

  • FX口座からのチャージで手数料0円(通常は所定の振込手数料がかかる)
  • FX口座内の外貨を直接マネパカードに手数料無料でチャージ可能
  • 両替手数料がお得に(通常よりも75%程度お得に)
  • お得に両替した外貨を国内4カ所の空港で外貨紙幣として受け取れる

FX口座を持っていれば、両替がよりお得かつ便利になります。

欅坂46ファンにうれしい特典も

乃木坂46と並び、「坂道グループ」として活動している「欅坂46」は、マネパカードと以下のようなコラボを実施しています。

  • マネパカード優先レーンを用意
  • 会場販売事前予約でマネパカード会員は優先的に予約可能
  • マネパカード会員限定の欅坂46オンラインショップが利用可能

魅力的な特典ばかりですので、欅坂46ファンならばマネパカードは必須の1枚です。

マネパカードのデメリット

ここまで、マネパカードのメリットを紹介してきましたが、もちろんデメリットもありますので、事前に確認しておきましょう。

「振込→両替→チャージ」の手間がかかる

最初に説明したように、マネパカードは「振込→両替→チャージ」と3段階の手間がかかります。クレジットカードならばこの手間を省略できますので、うっかり「振込→両替→チャージ」を忘れないように、事前確認が必要です。

5通貨以外の国ではあまりお得でない

米ドル・ユーロ・英ポンド・豪ドル・香港ドルの5つかを採用していない国も、マネパカードでショッピングやキャッシングが可能です(日本を除く)。ただし、その際は米ドルがチャージされている必要があり、クロスボーダー手数料として3%が発生しますので、あまりお得とはいえません。

使えない加盟店もある

マスターカードのクレジットカードなら問題なく利用可能な以下の加盟店でも、マネパカードは利用できない可能性があります。

  • ホテル
  • レンタカー
  • ガソリンスタンド
  • 機内販売
  • 高速道路
  • 公共料金などの継続支払い

これらの利用を予定の方は、クレジットカードも持って行った方が無難です。

マネパカードの使い方

マネパカードは、「海外キャッシング」「海外ショッピング」「国内ショッピング」の3通りの使い方があります。ショッピングの使い方に関しては、国内外でさほど違いがありませんので、今回は「海外キャッシング」「海外ショッピング」の2通りの使い方について説明します。

まずはマネパカードへのチャージ(入金)が必要

マネパカードを海外で利用する際には、「振込→両替→チャージ」の手続きをとる必要がありますが、その流れは以下の通りです。

振込の流れ

  1. マネパカード専用口座番号を確認(カード口座開設通知書もしくは会員サイトより確認可能)
  2. 確認した口座番号に「振込」「ATM」「インターネットバンキング」を使って日本円を振込
  3. マネパカードの預かり金額(未チャージ)に反映され、振込完了

両替の流れ

  1. 会員サイトより「両替」を選択
  2. 「円貨→外貨」を選択
  3. 両替希望の外貨を選択
  4. 「日本円で入力する」「外貨で入力する」「全額を入力する」で金額を指定
  5. 「確認」を選択
  6. 「チャージする」「チャージしない」のいずれかを選択
  7. 金額などを確認して「両替実行」を選択すれば、両替完了

チャージの流れ

  1. 会員サイトより「チャージ/ペイバック」を選択
  2. 「チャージ」を選択
  3. チャージ希望通貨を選択
  4. チャージ可能額を確認して「確認」を選択
  5. 内容を確認して「確定」を選択すれば、チャージ完了

海外キャッシングの使い方

外貨へのチャージが完了すれば、海外で使う準備は整いました。まずは、海外キャッシングの利用方法を紹介します。マネパカードの海外キャッシングは、現地の銀行ATMを使って以下のように行ないます。

  1. マネパカードをATMに挿入(ATMの種類によってはスライド)
  2. 暗証番号を入力
  3. 「現金の引き出し」を選択
  4. 口座種別で「SAVING」(またはクレジットカード)を選択
  5. 出金したい現地通貨の金額を入力
  6. カード・現地通貨・利用明細を受け取る

海外ショッピングの使い方

次は、海外でのショッピング方法です。

  1. 商品を持って行き、レジ店員に「クレジットカード払い」を伝える
  2. 端末に暗証番号を入力して緑色の「確認」ボタンを押す(暗証番号ではなくカード裏面と同じサインを求められる場合もある)
  3. 商品・カード・利用明細を受け取る

海外ショッピングの利用方法は、基本的に国内ショッピングと同じです。

マネパカードの申込方法・年齢制限・審査基準

マネパカードの申込方法はインターネットのみ

マネパカードの申込方法は、以下の通りです。

  1. サイトの「カードお申込み」をクリック
  2. 「カード開設申込フォーム」をクリック
  3. お客様情報を入力
  4. 個人番号(マイナンバー)書類、本人確認書類の2点をアップロード(後日アップロードも可能)
  5. 申込完了

マネパカードは15歳から申込可能

マネパカードは15歳から申込可能ですので、15歳であれば中学3年生でも申し込めます。ただし、未成年者が申し込む際には、親権者の同意が必要です。かつては70歳という年齢上限がありましたが、今ではありません。

マネパカードには与信審査はなし

クレジットカードでは、信用情報を調査する「与信審査」がありますが、マネパカードには与信審査がありませんので、クレジットカードの審査に落ちた方でも持てる可能性が十分あります。

お得に利用したい方にマネパカードはおすすめ

マネパカードは海外でのショッピングやキャッシング、国内でのショッピングに利用可能で、使い方はクレジットカードと変わりありません。クレジットカードや他の海外プリペイドカードと比較しても、レートや手数料は安い部類です。

FX口座があればさらに便利でお得などのメリットも多いマネパカードですが、5通貨以外の国でお得とは限らない、使えない加盟店もあるなどのデメリットもありますので、注意してください。

15歳から申し込め、与信審査もありませんので、多くの人が気軽に持てるカードだと思います。