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海外旅行にクレジットカードを持って行くのはもはや常識ですが、何枚もクレジットカードを持っていくと盗難・紛失が心配になりますよね。

現金派の人は、クレジットカードなしで海外旅行したいという人もいるかもしれません。海外旅行でクレジットカードは何枚必要なのか、おすすめの枚数や組み合わせについても解説します。


海外旅行では様々な場面でクレジットカードが活躍

海外旅行にクレジットカードが不可欠と言われているのは、海外旅行では様々な場面でクレジットカードが大活躍するからです。主なシーンだけ挙げてみても、以下のように様々なシーンが想定されます。

お店でのショッピングがスピーディーかつ安心

まずは、お店でのショッピングです。もちろん現金も使えますが、クレジットカードで支払った方が小銭を探す手間がないのでスピーディーで、ブランドショップなど高額な買い物をする際にも多額の現金を持ち歩く心配がありません。

最近では「CASH FREE」「NO CASH ACCEPTED」(現金お断り)のお店も増えてきており、そのようなお店ではクレジットカードが必要不可欠です。

現地通貨の調達が便利かつお得

クレジットカードを使って、現地通貨の調達も可能です。蚤の市などではクレジットカードが使えないため、少額でも現地通貨は持っておくべきです。

現地通貨の調達方法としては、日本や現地空港、そして現地の街中にある銀行や両替所がこれまで主流でしたが、銀行や両替所は24時間営業ではなく、店舗がない場所もあります。

クレジットカードで現地通貨を調達するのには銀行ATMで行ないますが、銀行ATMは24時間営業のところが多く小さな町や村でも必ず1台は設置されています。

しかも、両替所と比較するとクレジットカードの為替レートはお得です。参考までに、2018年11月14日現在のマスターカードとトラベレックス(両替所)のレートを比較してみましょう。

  マスターカード トラベレックス
1ユーロ 128.74円 132.86円
1米ドル 114.13円 116.67円

ユーロもドルもも、クレジットカードで現地通貨を調達した方がお得なレートであることが分かりますね。

デポジット(保証金)の支払いも多額の現金を準備する必要なし

海外旅行ならではのクレジットカードのメリットといえるのが、デポジット(保証金)です。ホテルやレンタカーを利用する際にデポジットを支払うケースがありますが、現金の場合はホテルですと1泊分以上、レンタカーでも数万円のデポジットを事前に支払わなければなりません。

一方、クレジットカードならばデポジットの実質的な支払いはなく、デポジットとして多額の現金を準備するリスクもありません。

クレジットカードを1枚しか持たないとリスクがある

海外旅行におけるクレジットカードのメリットは分かりましたが、クレジットカード1枚だけでは不安です。クレジットカード1枚だけですと、以下のようなリスクが発生するからです。

持っているクレジットカードの国際ブランドに店舗が対応していない

日本では少ないですが、海外ではVISAのみ使える店、Mastercardのみ使える店という感じで1つの国際ブランドしか対応していない店もあります。

自分がダイナースのクレジットカード1枚しか持っていないとして、現地の店舗がダイナースに対応していないとしたら、せっかくのクレジットカードも利用できません。そんなとき、2枚目にVISAやマスターカードの国際ブランドのクレジットカードを持っていれば、ピンチを切り抜けられます。

端末とクレジットカードとの相性が悪いケースも多い

海外旅行でよくあることですが、自分の持っているクレジットカードには特に問題がないものの、現地の端末との相性が良くないためにカード決済ができないケースがあります。こういった場合、2枚目のクレジットカードがあればそれを試してみることもできますが、1枚しかないとどうしようもありません。

管理人は台湾のレストランで3枚のカードが使えず、4枚目でやっと支払いできました。カード会社に使えなかった理由を聞いてみましたが、各社「使用した情報も届いていないのでわからない」とのことでした。

限度額オーバー

海外旅行中は普段よりお金を使うものですが、唯一のクレジットカードの限度額が少ないと圧倒言う間に限度額に到達してしまい、その後はカードが使えなくなってしまいます。そんなときに2枚目があれば、引き続き2枚目のカードを使うことができます。

カード紛失・盗難時に金策ができない

1枚しかないクレジットカードを紛失・盗難の被害に遭ってしまうと、その後の金策がどうにもできません。現地で仮カードを発行してくれるカード会社もありますが、時間を要することもあるのでその間は非常に不安です。

2枚目のカードがあれば、1枚目が紛失・盗難の被害に遭っても安心して旅行を続けられます。


国際ブランドの異なる2枚以上のカードを持つのがおすすめな理由

クレジットカードを1枚しか持たないとリスクがあるため、最低でも2枚のクレジットカードを持っておくべきですが、その際に国際ブランドを別のものにすることをおすすめします。

対応店舗が幅広くなる

国際ブランドを別々にすると、利用可能店舗が格段に増えます。主な国際ブランドには、

  • VISA
  • マスターカード
  • JCB
  • ダイナース
  • アメックス

がありますが、加盟店舗数が多いのはVISAとマスターカードです。1枚がアメックスやダイナースで利用可能店舗が少なくても、2枚目をVISAやマスターカードにすれば、補完性は十分です。

国際ブランド独自のサービスを受けられる

国際ブランドでは独自のサービスを行なっており、異なる国際ブランドのクレジットカードを複数保有していれば、基本的にサービスを重複して受けられます。国際ブランドが提供している主なサービスは、以下の通りです。

国際ブランド 主な優待・特典内容
VISA
  • 「エクスペディア」で8%オフ
  • アジア・ヨーロッパなどで優待
  • 国内免税店で5%~15%オフ
マスターカード
  • 高級レストランでの優待
  • 国際線手荷物宅配優待
  • エクスペディアで10%オフ
JCB
  • 世界の「JCBプラザ」を利用可能
  • 世界各地で優待を受けられる
  • 日本国内でも多数の優待
ダイナース
  • 指定レストランでコース料理を2名以上注文で1名分が無料
  • 世界の提携ホテルで特別価格の優待
アメックス
  • 世界の指定レストランでの優待
  • 一般発売より早くチケット入手可能l USJで会員優待


国際ブランドごとにユニークな優待・特典を用意しています。

2枚で使い分けができる

上記の2つのメリットを踏まえて、クレジットカードが2枚あれば使い分けもできます。主に使うカードとしては利用可能店舗が多いVISAやマスターカードを利用し、特典や優待目当てにアメックスやダイナースを持っておくのもいいでしょう。

「エポスカード(VISA)」と「横浜インビテーションカード(マスター)」がおすすめの2枚の理由

海外旅行の際にはクレジットカードが2枚以上あると心強いですが、その2枚の組み合わせは無限大です。しかし、数ある組み合わせの中でも「エポスカード(VISA)」と「横浜インビテーションカード(マスター)」を特におすすめします。そこには、以下のような理由があるからです。

維持コストがかからない

エポスカードも横浜インビテーションカードも、本カードの年会費はもちろん、ETCカードの年会費や新規発行手数料も一切かかりません。クレジットカードを使うかどうかわからない人にとって維持コストは大きな悩みどころですが、この2枚ならばその心配もいりません。

幅広い店舗をカバーできる

エポスカードで選べる国際ブランドはVISAのみですが、横浜インビテーションカードはVISAとマスターから選ぶことができます。エポスカードをVISA、横浜インビテーションカードをマスターにすれば、VISAとマスターという幅広い加盟店数を持つ2つの国際ブランドを使え、隙がありません。

クレジットカードを持っていない人でも何とかなる海外旅行もある

基本的に、海外旅行においてクレジットカードは必須ですが、スタイルによってはクレジットカードを必ずしも必要としない海外旅行もあります。

添乗員付きのパッケージツアー

まずは、添乗員付きのパッケージツアーです。パッケージツアーは航空券代・宿泊費・食費・入場料・交通費・海外旅行保険の費用が、ツアー代金にコミコミになっています。極端な話、お土産などを買わなければクレジットカードはおろか、現金さえ必要ありません。

クルーズ旅行

豪華なクルーズ船を使って海外旅行をするツアーも、ツアー代金の中に全てがコミコミとなっています。

寄港地での観光をせずに船の中にずっといるのであれば、クレジットカードは基本的に必要ありません。乗船時にクルーズカードが発行され、船内でのお買物はそれですべてツケ払いでき、下船時に現金精算が可能です。

国際ブランドの異なる2枚以上のクレジットカードが海外旅行には必須!

クレジットカードがあれば、現金の紛失・盗難の心配をすることなく、ショッピングやキャッシングが可能です。ただし、1枚だけだと使えない時や紛失・盗難の際に何もできなくなってしまうので、2枚以上持っておくのがいいでしょう。

持つべき2枚は、異なる国際ブランド(1枚はVISAかマスターが好ましい)のクレジットカードにしておくと、利用可能店舗だけでなく受けられる国際ブランドごとのサービスも大幅に増えます。2枚の組み合わせは無限大ですが、コストパフォーマンスに優れた「エポスカード(VISA)」「横浜インビテーションカード」がおすすめです。