だまちゃんさん(女性/46歳)の海外旅行保険体験レポート

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旅行先 アメリカ・ロサンゼルス、ハワイ
旅行時期 1995年
加入保険 その当時は「東京海上」という会社
補償金額 約10万円

 

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かれこれ20年前の話になります。某有名旅行代理店の「アメリカ・ロサンゼルスとハワイ」のハネムーンツアーに参加しました。この旅行で私は海外旅行は2回目、主人は初めての海外旅行でした。

ハワイの治安が良いのは知っていましたが、ロサンゼルスは一本奥の道に入ったら危険だと聞かされていたのでロサンゼルスでは意識して気を付けて行動していました。

しかし、ハワイは治安が良いというイメージがあの常夏の場所も手伝い、かなり解放された感じになった事から始まった事件でした。

それはハワイ2日目のビーチでの出来事でした。そこのビーチは誰でも利用できるビーチではありましたが、ホテル内にあるビーチだったのでワイキキビーチに比べたら、のんびりと出来るビーチという事で油断したのかもしれません。

状況としては、その時はパラソルなしで、ABCストアで格安に手に入れたゴザを引いて、小さなビーチ用のポーチのような小物入れのような物を置いて主人と一緒に日焼けを楽しんでいたのですが、ハワイの日差しは、ちょっとの時間で暑くなってしまうので少し海に入ってこよう!となりました。

とりあえず荷物がむき出しになっているのが不安だったので、タオルで隠して二人で海に入りに行きました。

自分たちの場所が見えない位人がいたわけでもなく、さほど遠くもない所だったので、私たちの荷物をあさるような行為をする者がいたらわかるはずだったのですが、ちょっと私たちの意識が荷物の場所から離れたほんの2〜3分だったと思います。その間に、盗難(置き引き)に遭いました。

海から出て自分たちの場所に戻ってきてすぐ「誰かが、いじった!」とすぐわかるような状態になっていて、慌てて確認したら、金目のもの全てなくなっていました。

私自身がポーチに入れていたのが指輪(ファッション系)、バングル。主人は時計(ブランド物)、あとなんと、日本円を約1万円も入れてありました。(これは、この時初めて知りました)

とにかくこれはヤバい!と思って、ツアーを申し込んだ旅行代理店のデスクにすぐ行き、盗難にあった事を話し、どうしたら良いのかを相談しました。
とにかく現金をそんなに持って行った事を叱られ、ハワイは治安が良いというが、ビーチの置き引きは日常茶飯事だと言われ海外の恐ろしさを身に染みて感じました。

そこで、海外旅行傷害保険に入っていて申請をするならば、警察の事情聴収が必要だと言われそのツアーデスクまで警察に来てもらいました。

色々聞かれ、「もし、相手を探して訴えたいのであれば滞在期間を延ばしてもらわないとならない」と言われ、捕まえて欲しい気持ちは山々でしたが捕まるまで滞在できるはずもなく、捕まる保証もないので、訴える事はせず、そのまま書類を書いていただきました。

海外旅行傷害保険に入っていると、すぐに連絡してくださいという用紙を渡されます。(簡単に持てるようにカード式になったものでした)

公衆電話で無料でかけられる番号でしたので、すぐ連絡し、日本に帰ったらすぐに手続き出来るように申請用紙を手配してもらい、帰国してすぐ盗難された物品をわかる限りの値段とブランド名などを記載し返信しました。

そこから恐らく1か月もかからなかったと思いますが、補償金が振り込まれてきました。

現金の補償はさすがにありませんでしたが、物品の金額は本当に、だいたいの金額しかわからなかったのですがそのだいたいの金額通りに近い補償金を払っていただけました。

時計は私からのプレゼント、バングルは主人からのプレゼントだったので、プライスレスな物ですから、購入した時の金額が戻ってきたから良かったという訳ではありませんが、この保険に入っていなければその金額すら補償されなかったのでしょうから、今でも「あれは入ってて良かったよね」と話す時もありますし、あれから何回か海外旅行に行っていますが必ず加入して、安心した気持ちで行っています。

保険は使わないで済むのが一番ですが万が一というときの安心は「保険」です。経験者の私は絶対加入を勧めます。

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