2024年の海外保険付きクレジットカード徹底比較

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自動付帯と利用付帯の違いをチェック

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クレジットカード付帯保険には、自動付帯と利用付帯の2タイプがあり、カードを持っているだけでは補償を受けられない場合があります。
自動付帯・利用付帯については条件をしっかり把握しておきましょう。

2016年10月24日更新

自動付帯とは

自動付帯とは、カードを持っているだけで海外旅行保険に自動的に入るものです。
手続きや登録などといった手間はありませんし、年会費無料のものならコストも0円です。

自動付帯の多くは、出国した日から90日間が補償の期間になります。
一度日本に戻って再度出国した場合、また出国から90日間は補償され、1年に何度旅行に行っても使えます。
なお、カードによって補償期間は30日や60日ということもあり、最大が90日です。

当サイトでご紹介しているクレジットカードは、ほとんどが自動付帯です。

 

利用付帯とは

一方で、利用付帯とは、ツアー代金や公共交通機関の料金をクレジットカードを利用しなければ、海外旅行保険が適用にならないものです。

具体的には旅行会社へのツアー・パック旅行費用や、出国するまでの公共交通機関(航空機や電車、船、バス、タクシー)の支払いをカードですることを条件に、その海外旅行中の補償を受けることができます。

自動付帯と利用付帯を比べると、もちろん何の条件もなしに勝手に保険に入れる自動付帯の方が便利で優れているカード保険と言えますね。

 


保険対象期間を延ばす裏ワザ

ただ、保険が利用付帯のクレジットカードの一部は、ちょっとした裏ワザがあるんです。

その裏技が可能なのは「海外で公共交通機関の料金を払った場合、その日から最長90日間補償が受けられる。」という条件があるカード。
(ちなみに楽天カードは利用付帯ですが、この裏技は使えません)

海外でのカード利用でも保険の適用がスタートし、しかも利用日から90日間が補償期間になる、という点に注目です。

自動付帯のカードの場合、出国すると自動的に90日限度のカウントダウンが始まりますが、利用付帯で2番の条件を満たした場合、好きなタイミングでカウントダウンを始められるのです。
この特性を理解していれば、カード付帯保険の弱点である日数制限を超える裏ワザが可能というわけです。

たとえば、出国から90日間は自動付帯の保険でカバーし、そのカバーが切れる直前に現地で利用付帯カードを使って公共交通機関を利用すれば、さらにそこから90日間、保険が適用されることになります。

ただし、この裏ワザを使えるカードは全体的に補償内容が薄めですので、複数枚を同時に利用するなど最低限を抑えておくなどのフォローをおすすめします。また、海外では使えないカードがあったり、カード払いができる公共交通機関が限られるといったリスクもありますので注意しましょう。


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